自分の頭で考える。(和田清華)

2005年11月13日

作家・五味太郎さんの『そういうことなんだ。』(青春出版社)に、こんな一節があった。

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昼間からソファでゴロゴロしているのや、机の前のボーッとしているのは、ゴロゴロするとかボーッとするのをしているのですから、とくに怠けているわけではありません。たとえば、春→桜→花見、としか考えないようなこと、TVで話題のラーメン屋に並ぶこと、まじめに学校に通うこと、上司に言われたことをそのままやること、折り合いをつけて結婚すること、などを怠けるといいます。(by五味太郎)
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自分の頭で考えた結果というのは、怠けているということにはならないということ。もっとよくするにはどうしたらいいか考えると、何をしていても受身ではなく、自分らしさが出てくる。

人に言われるままにやっているときの、あのなんとも言えない無力感。仕事って、たいていのことは、自分じゃなくてもできることが多い。でも、自分がすることで、自分なりの考えた結果(価値観や斬新な切り口)がそこに反映されるということが、仕事の醍醐味だと思うし、自分自身の存在の意義をそこで感じられるのだと思う。

人が言ったから、情報が送られてくるから、みんながやっているから。たまにはそういう惰性の中に身をおいて、「さぼってみて、焦る」という気休めにはいいけれど、毎日がそれだったら、ずっと自分には自信をもてないままで、終わっていくんだろうなと思う。

「自分で考える力が、悩みを解決する近道」と、友人の大学の先生(哲学の先生)は言っていたそうだ。考える楽しみを知ると、人生がもっと楽しくなる。自分らしくなる。慣れていないと、面倒くさいし、頭がピキピキいうけれど、やりがいと、それが終わったときの満足感は、たぶん1000倍になると思うから。

 

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