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  セミナー実施報告  
 

はじめに

 
   

●今回、リクルート目的での講演会開催です。「国立ファーム」に入りたい方、農業業界に入りたい方、4月から就職が決まっていない学生、内定取り消しになてしまった学生などなど、高橋代表にアピールする最後のチャンスです。ぜひお越しください。
●就職目的のない、一般の方の聴講も可能です。

 

 

「農業ド素人が飛び込み3年で見えて来たもの」
〜やっぱ檻の中より、サバンナの方が面白いわ〜

 
   
講師:
国立ファーム 代表取締役 高橋がなり氏
日時:
2009年3月20日(金・祝) 13時〜16時
    (12時半開場、13時〜15時 講演&質問、15時〜16時 交流タイム)   
場所:ソフト・オン・デマンド株式会社
    (丸の内線・新中野駅1番出口から徒歩すぐ)→地図
住所:
東京都中野区本町六丁目20番12号 SAN新中野ビル
主催:有限会社 私には夢がある→詳細を見る
費用:2000円(税込・当日払)・・・今回、国立ファームさんのご好意により、会場費&講師料をご負担いただきましたので、この金額となりました。
 

 

講師:高橋がなり氏(国立ファーム代表取締役)

 
    1958年、神奈川県生まれ。大学受験に2度失敗し、専門学校卒業後、佐川急便にてドライバーを経験。その後、テレビ番組制作会社IVSに入社し、テリー伊藤氏の下で、「天才・たけしの元気が出るテレビ」などを担当する。30歳で、独立、起業するが2度失敗。37歳のとき、3度目の正直で、アダルトビデオ制作会社のソフト・オン・デマンド(SOD)を設立。10年で100億円企業にまで育て上げて引退。48歳のとき、資産およそ100億円を投げ出す覚悟で、「国立ファーム」を設立(現在設立3年目)。農業の生産から流通・販売までをてがけ、農業改革に身を投じる日々を送る。著書に『がなり説法』(インフォバーン)、『てっぺん』(ビジネス社/共著)、『がなり流!』(青春出版社)、『高橋がなり 強く生きる言葉』 (株式会社メディアファクトリー)などがある。

◇国立ファームHP http://www.kf831.com/top.html

 

 

内容

 
   

●これからの日本、農業だ
●農業という業界について教えましょう
●いい人材、農業に来い!
●農業の入り口は狭い。でもいったん入ると奥は深く広いぞ
●農業を語らせたら、俺は一番バランスがよく、客観的だから
●この3年で10億使って、失敗と経験から見えてきたもの

 

 

高橋がなりさんの言葉

 
 


−−−以下は、お会いしたときに話された言葉−−−

●農業という業界に入って、何をやったらいいかわからなかったから、とにかく何でもやってみたんだ。3年で10億使った。失敗を糧にして学べばいいんだ。人と同じ道を歩いてみたってしょうがない。人と違う道を歩くには、とにかくやっていくしかないんだ。バカなんだから、失敗するしかないんだ。

●サラリーマンできなかった人間は、農業もできないよ。誰かに雇われるのがイヤで、農業だったら個人事業だから気楽にやれると思って入ってもねえ。雇われててつまんないと思ってる人間が、農業に来ても結局つまんない。農業で教わろう、与えられようっていうのは、甘い。他の業界で学んだ知識を、農業で生かしてくれよ。

●モノづくりっていうのは、評価が低いと悲しいんだ。JAに作物がいくと、結局、誰が作ったかとか、どうでもいいからね。農業でのモノづくりの醍醐味は、人と違う野菜を作れるかどうかなんだ。つまり、特選農家になるってこと。

●いい作物を作るにはどうしたらいいかって? オマエを磨くことだよ。

●自分が破れないと思う壁を作って、超えてこそ自信がつくんだろ? 目の前が暗いからって止まるなよ。足を底につけたら、あとは上がるだけだろ? 俺、すごい元気なの。うまくいかないことが楽しい。

●今は、びびるヤツとは仕事したくない。最悪の環境を楽しめるヤツがいい。落ちるときは、笑いながら落ちろよ。「自分は大丈夫だ、いける」と思い込める力が大切。

●人間の一番の原始的な喜びは、育てること。土に触れるといいよ。

−−−以下は『農業経営者』の連載より抜粋−−−

●多くの人が「AVで成功した男が、癒しを求めて農業を始めた」というように思っているようですが、それはまったくの誤解です。むしろ、僕はこの「農業」というものに大きなビジネスチャンスを感じたから、この世界にやってきたんです。

●問題点があるなら、変えればいいじゃないですか? 何で変えようとしないんですか?
 みなさんがやらないから、僕が変えるんです。それが、僕がこの「農業」という未知の世界に足を踏み入れた理由なんです。

●国立ファームにとって飲食事業は「目的」ではありません、特選野菜の生産法人として成り立つための「方法」です。手間隙のかかる良い野菜を作り続けるためには、それを舌で理解して高価格な野菜を買い求めてくださるお客様を開拓しなければならないからです。

●国立ファームが描くシナリオは、特選野菜を美味しいと実感させるレストランを出店して繁盛店として認知させる→他店との差別化のために特選野菜を扱う飲食店を増やす→特選野菜の味の違いと料理法を一般的な(マニアックな野菜好きでない人)消費者が認知する→スーパーで特選野菜のコーナーが充実する→特選野菜の需要が増える。この流れに平行して、国立ファームを特選野菜のブランドとして確立させながら自社物流を拡充させます。そして今からスタートしている国立ファーム生産法人の生産技術力が追いついて来た時に、この物流に合流させるという皮算用なんです。

●どうですか、ヤリガイのある農業生産をするために、こんなに遠回りで、こんなに面倒なことから始める農業生産者や関連団体が他にありますか。あるんだったら参考にさせていただきたいんでご紹介ください。最後に確認の意味で、「そんな面倒なことをやってないで、イイもん作る努力を早よしなよ!」とごもっともなご指摘をされる方々に言わせてください。外的要因で自分が上手くいってないことを正当化する人を僕は「弱者」と呼んでいます。僕は臆病な「ものづくり」なのですが「強者」を目指しているので、宗教臭い流通や金勘定優先の流通に僕が将来作るであろう大切な「もの」を依存する気はないのです。

−−−以下は本からの抜粋−−−

●心に負荷をかけると毎日成長できる。
●信じぬく力は結果として、見抜く力を上回る。
●自ら退路を断って「ヤルッきゃない」と思えれば、必ず神風は吹く。
●ハイリスク・ハイリターンという選択が、感性を研ぎ澄ます。
●負けを認めるところから、成長はスタートする。
●「どこに行っても価値の変わらない仕事」とは、与えられた仕事ではなく、自分でつくった仕事のこと。
●自分のリーダーを手のひらで回せない人間はリーダーになれません。リーダーを回せるということは、リーダーよりも一歩先を読める能力を身につけるということ。
●逆境のときに一気に取り戻そうとせず、一歩ずつ前に進める人が、結果的には勝ちます。
●欲やお金を否定するんじゃなく、自分の能力の通信簿として受け入れて、成績が上がるように努力する。
●失敗したら大変だ、と漠然と思い込むことで、自分で自分にプレッシャーをかけている人がたくさんいます。でも、失敗したときにどうなるかを具体的に考えてみたら、それほど大したことじゃなかったりする。負けても平気な場面で、負けたら終わりだと思い込んでいる人が多すぎます。

◇雑誌『農業経営者』での連載は、以下のサイトからご覧いただくことができます。参加前に、お読みいただければうれしいです。→詳細を見る

 

 

参加者の感想

 
   

●本日、高橋がなりさんの講演会に参加させていただきましたYと申します。本日はたいへんありがとうございました。前回も大満足の内容でしたが(前回は質問もさせていただきました)今回も大満足でした。ソフトオンデマンド社の戦略や国立ファームでやってきたことなど具体的なお話がよかったです。特に国立ファームでの失敗例の多さに感動しました。やはりチャレンジの数が多いのですね。それに何より楽しかったです。たいへんありがとうございました。(Y.T)

●昨日はありがとうございました。生がなりさん(ちょっとオンデマンド風にいうとエッチな表現になりますが(ーー゛)は想像以上に素敵でした!久々にダイナミックでアツい人に直接お逢いできて感慨無量でした。私たち的にはまた別の意味で彼の無念さや人生戦略の疲労を感じとってもいました。ですから農業という世界に飛び込んだ本当の理由をがなり氏が語るその言葉の裏からたくさん感じとった3時間半でもありました。(N.Y)

●昨日の講演会に参加しました、Iと申します。いい場をご提供いただき、ありがとうございました。がなりさんのお話を通じて、当たり前のことを当たり前にやり続けることこそが大事、という信念をとても強く感じました。人生はどれだけトライ&エラーを繰り返せるかだと常日頃思っていますが、その思いをあらためて確認できた次第です。才能や器は人によって違うと思います。だからこそ、試行錯誤を妥協しないで繰り返せば、その結果の大小や稼いだお金の額にかかわらず自分に対して「よくやった」と言えるのかな、と。「私には夢がない」というのが私の今の状態で、何かヒントを貰いに講演を聞きに行きました。 とにかくいろんな人に会いいろんな本を読む、これを続けて行けば早晩見つかるような、そんな気もしてきました。これからもどうぞ頑張ってください。ありがとうございました。(I.K)

●講演を聴いて一番感じたことは がなりさんには 成功も大きいが失敗も多いということでした。そして失敗を失敗として終わらせない心の姿勢が為になりました。また、会場の設定で お茶やお菓子を置いていただいたのも嬉しかったです。ありがとうございました。(O.N)

●高橋がなりさんの講演、超ヒットでした。私の中では大ホームランです!中村文昭さんの講演を初めて聞いた時のような、話しを聞いているうちから興奮しっぱなしで。たぶん、今、私が持っている希望とか夢、不安とか問題に直接的に響いたからだと思います。がなりさんのユーモア、優しさ、強さに共感しました。あんな大人になりたいなという感覚です。4時間近くの講演でしたね。ホントあっという間で。もっともっと聞きたかったです。ありがとうございました。(H.S)

●高橋がなりさんのお話、とても面白かったです。また、事業戦略、ブランド戦略のリアルケースとしてもとても参考になりました。勝手ながら、「記者」的な立場で、講演内容を自分なりに咀嚼した上でブログに書かせていただきました(→詳細)。いつもすばらしい方々のお話を聴ける機会を設定してくださって本当にありがとうございます。(M.J)

●がなりさんの講演会、3時間以上の長丁場でしたが、ずっと話に引き込まれて集中していました。どんなテレビ番組よりも、楽しかったです。経営戦略や事業展開についても
筋が通り、しっかりした内容でした。国立ファームの3年後、5年後が私の頭の中でもしっかりとイメージできました。最高のプレゼンテーションだったと思います。本当に、ありがとうございました。(I.K)

 


 

開催前の主催者からのメッセージ

 
   

テレビ番組「¥マネーの虎」で、お金を出資する側の「虎」として出演されているのを、弊社スタッフが拝見したことが、そもそも高橋がなりさんに講演を依頼したきっかけでした。弊社では過去2回、講演いただいております。

2回目の講演のときは、AV業界から、農業に転進する直前でした。「俺、農業やろうと思うんだ」と。みなびっくりしていました。あれから3年、たくさんの失敗と経験をつんで、今、高橋さんは何を思っているのでしょうか。なぜ農業だったのか、そんな話もまとまって聞けるのではないかと思います。

私自身も、「農業をしよう」と思っています。家庭菜園に毛が生えたレベルですが。そんなとき、高橋がなりさんを思い出しました。そして会いに行き、「農業について教えてください」といいました。

「講演はやだよー。俺、本業じゃないから」という感じでしたが、「今、国立ファームでも、農業という業界自体でも、他業界からの若い人材を求めている。この講演はいわゆる、こちらとしてはリクルート目的で開催させてもらえるんならやってもいいけど」という話になりました。

ぜひ、と思いました。なぜなら、国立ファームというのは、農業の生産から流通・販売までを見通している会社であり、今の「低コストで、とにかく安く、同じ商品を大量に作る」という農業業界自体に、大きなうねりをもたらす会社だと思っているからです。

現在国立ファームでは、飲食レストランを経営し、実際に農業をし、2トン車を購入し、野菜の自社流通もしています。こだわりの野菜を作る、特選農家が増えることで、農業という業界自体を活性化しようとしています。エコで農業をしているわけではないそうです。あくまでも、ちゃんとビジネスとして。利益が出ないというのは、モノ作りをする人間を不幸にしてしまうからだと思います。

今回、普通に講演会でありますが、もし話を聞いて、「国立ファームいいなあ」「農業やってみたいな。どこかいい修行できる農家を紹介してほしい」など、農業に興味を持ってくださる方が1人でもいればうれしいなと思っています。

高橋がなりさんという人は、人間として、とてもまっとうな人だと思っています。「だってAV屋だろ?」とか言う次元ではないです。何をやっても、この人は、世に貢献していく人でしょう。自分流の商売の仕方をし、ちゃんと利益を出すことで、社員も業界自体をも変えていく。

まだまだ、国立ファームというのは、農業の中では小さな会社かもしれません。でも、今後、農業業界に新たな風を流し込み、業界自体を活性化させる大きな役割を持った会社だと思っています。それを率いている高橋さんの、今の気持ち、お聞きしたいと私は思っています。

農業についても知りたいですし。農業って、ホント大事ですよ。食は生きる基本ですから。日本がよくなるためには、日本の農業が元気になることは、大前提ですから。同じように、農業に興味ある方、ぜひ足を運んでみてください。今の農業という業界を、客観的に、消費者の目線で語れるのが、高橋がなりさんだと思います。私は非常に楽しみにしています。

農業の話をする中で垣間見える、「高橋がなりの生き方」の話も、楽しみではありますがね。(和田清華)

 

 

備考

 
   

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前半は、参加者の方の質問に
答えていくスタイル。質問一つ一つに、
丁寧に答えていく高橋がなりさん。


がなりさんの言葉は、
いい切る中にもやさしさがこもっています。


質問者の方だけでなく、
聞いている全ての方に、
気づきのある回答の連続でした。


プロジェクターを使って
国立ファームさんの実際の挑戦を、
具体的にお話くださいました。
失敗例まで赤裸々に。


机の上には飲み物とたくさんのお菓子。
がなりさんから参加者の方へのお心遣いです。


参加者のみなさま、
たくさんの御質問、ありがとうございます。


80名近い方が御参加くださいました。







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