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「勝負どころで迷いを断つには?」
〜決断に必要なのは、感性と勝負を超越した心境〜

 
   

講師:将棋棋士 羽生善治氏
日時:
2007年2月24日(土) 14時〜16時半
 
  (13時半:開場/14時〜16時:講演&質問タイム/16時〜16時半:参加者交流)
場所
:渋谷フォーラムエイト 7階 707会議室
     東京都渋谷区道玄坂2-10-7 電話:03-3780-0008
     渋谷駅(ハチ公口から徒歩5分)地図 
主催:有限会社 私には夢がある→詳細を見る
費用:5,000円(税込)
定員:120名

 

 

羽生善治氏 Profile

 
    1970年9月27日、埼玉市生まれ。中学3年で四段、プロ棋士に。94年に九段、圧倒的な強さを誇り、常に勝率、獲得賞金のトップに君臨。96年には、将棋界始まって以来のタイトル七冠をすべてを独占し、話題を呼んだ。タイトル獲得合計65期。現在三冠(王位・王座・王将)。最優秀棋士賞を14回受賞。その他に勝率・勝数・対局数・連勝数・敢闘賞・新人賞・特別賞を数多く受賞している。すべての戦型を指しこなし、特に終盤における“羽生マジック”と呼ばれる妙手がファンを魅了している。著書に、『決断力』(角川書店)、『簡単に、単純に、考える』(PHP研究所)、『挑戦する勇気』(朝日新聞社)など多数。現在36歳。  

 

内容

 
   

●ギリギリの勝負で力を発揮できる決め手は、大局観と感性のバランス。
●決断は、怖くても前に進もうという勇気が試される。
●「発見」が続くことが、楽しさ、面白さ、幸せを継続させてくれる。
●技術だけではなく、ハートが強い人になろう。
●目先の1勝にこだわらず、自分の成長に焦点をあてよう。
上記は一部で、よりよくするために、当日の流れで話の筋が変わることもあります。その他、参加者からの質問時間も多く取る予定です。

 

 

参加者の感想

 
   

●印象として残っているのは、まず・・・アンチョコなしで滔滔とお話いただいたことです。あれだけの題材を、前後のつながりも含めて丸暗記?とは。私ならば、メモ一枚は必ず持っているのに・・・やはり、そこが名人たる所以でしょうか。話し方もプロの域でしたし、さすがですね。内容以前に、感服しました。当然ながら内容も深く、年齢と経験って一致しないなぁと感じました。脳の使い方も共通点が多く、参考になりました。これからも、素晴らしい夢を送って下さい。感謝!!(K.K)

●羽生さんは、思っていたとおりの自然体の素敵な方でした。何人かの質問者が「普通の人ですね」と感想を言っていたように、本当に、私たち参加者の気持ちに、羽生さんの方から、スッと寄り添って近づいてきてくれた感じがしました。 精神の自由さを持っていらっしゃるというのか、こだわりを持たない、既成概念にとらわれない、先入観にとらわれない、いつでも、どこでも、何にでも、サッと自然な反応、対応ができる方なんだなと思いました。

羽生さんがおっしゃっていた「マスメディアで発信される情報は、大多数の人に理解できる情報に薄められている気がする。こうした少人数のコミュニケーションの場が、本当に大切になってくる」ということ、 これは「夢ある」に参加していつも感じる充実感をおもい納得しました。羽生さんのことを「普通の人」として私たちに感じさせてくれているのも、ひとつは羽生さんの個性であり、ひとつは「夢ある」の"場"のつくり方なのだろうとつくづく感じました。ありがとうございます。また、情報化のいま、大量の情報の集積が、質に転換するかどうかは、今はまだわからないとして、知識そのものを、知恵と比較して、単純に下位のものとして結論づけていない姿勢にも感動しました。そして「毎日、新たな発見をすること。新しい自分を見つけること。創造することを大切に考えている」という価値感、生き方を、自分の人生に活かして行きたいと思います。本当に生きていることそのものが楽しい、人間って良いな・・・、明日が楽しみになる素敵な2時間10分でした。羽生さんの講演会を、今後毎年継続して企画していただけたら嬉しいです。 ありがとうございました。(T.Y)

●羽生氏の講演会では、いいお話が盛り沢山だったのですが、以下のようなコメントが印象に残りました。私自身の人生にも生かしていこうと思います。
★勝負どころで迷いを断つには?
→自分自身を信じられるか?がポイント。自分の欠点は自分自身が一番よく知っているため、自分に対して不信感を持ち、迷うことがある。しかし、他の人も同じような状況であり、自分と大差ない。今まで努力したプロセスが、自分に対する信頼・安心につながっている。
★モチベーションを長く保つには?
→自分が自然にできるペースで無理をしないこと。
★オリジナルを生み出すには?
→今まであったものを組み合わせて、新しいものをつくっている。また、定跡から外れていても、異端として否定しない。
また、中谷さんの講演会も楽しみにしています^^(Y.T)

●本日、羽生善治氏講演会に参加させて頂きました、Aです。すごく間近で2時間に渡り、羽生先生のお話をじっくり聞く事が出来て、本当に感動しました。今の私にとって、とても勇気づけられるお話を沢山聞かせて頂きました。良いお話をしてくださった羽生先生と、そしてこのような良い機会を作ってくださった‘夢ある’の皆さんに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございましたm(_ _)m。正直、このような講演会に参加するのは初めてで、戸惑いもありましたが、参加して本当に良かったと思いました。今後も、このような良い活動を是非続けていかれてください。ありがとうございました。(A.R)

●「人間 羽生善治」の凄みを存分に体感させていただきました。あのお話の、リズム感。分断された知識を、羽生先生が全体知に統合するプロセスについて、お話を聴きながらじっくりと味わうことができました。直感と大局観に関する、先生の洞察。そして、この情報化社会の中で、「量から質への転換」をどのように見据えているかという視点。経団連の大御所から聞くお話の、何十倍も得るものの多い時間でした。「プロになって20年、我ながら成長したな、と思えることは何ですか?」という失礼な質問をさせていただきましたが、質問するまでもなく、あの講演の中に、その回答はちりばめられていました。2月24日のご縁、本当にありがとうございました。(B)

●羽生さんのお話を聞いていて、一番凄いと思ったのは、「失敗を恐れない姿勢」です。7冠を取った羽生さんですから、つい守りに入ってもおかしくないと思うのですが、まったく失敗を恐れていません。むしろ失敗により新しい発見があることを楽しんでいるように聞こえました。その心構えがプレッシャーに打ち勝つ一番の秘訣なのでは?と感じました。講演で一番印象に残った言葉も「少しアクセルを踏みすぎぐらいがちょうどいい!」という羽生さんの言葉でした。まさにチャレンジ精神ですね。私も羽生さんの心構えを真似て、そして、少しでも自分のモノにできたらいいなぁ!と思っています。(M.T)

●土曜日はありがとうございました。楽しく参加させていただきました。Mと申します。将棋は駒の動かし方しか知らないものですが、七冠の時期から羽生さんの将棋を楽しみに見ております。勝ち負けを見ているのですが、数年前からインターネットで竜王戦などが見られますので、応援をしておりました。解説や多くの方のコメントが載りましたので、将棋を指さない自分でも状況を理解することができ、楽しんでおりました。今回、縁をもちまして羽生さんの講演会に参加できたのは本当にうれしかった。羽生さんの「決断力」を一昨年に購入して読んでいましたが、まさか同じ空間に存在できるとは、思ってもおりませんでした。

和田さん達のおかげで本当に近い距離で同じ空気を分かち合えたのは、今までの講演会を想像していた自分には大きな感激でした。日々新たなものを探求するとの生き方に心動かされ、器の大きさでプレッシャーを感じる場面が違うということに納得させられ、明日から新しい気持ちで生きていきたいと思い直した2時間30分でした。近くで空間を共有したのですが、本当に人間味くさい(周りの人も同じように感じていた)一方で、オーラの大きさを感じました。話も大変興味深かったのですが、私は羽生さんが醸し出す雰囲気を楽しんでいました。会場にこられた人たちは平均30歳代ということで、50を前にした私は少し異端児の感がありました。羽生さんも私より若いのです。でも会場で質問をされた方を含めていろいろと勉強をさせていただきました。本当にありがとうございました。羽生さん、サインと写真を一緒に撮っていただきありがとうございました。今後もいいHPと講演会を期待しております。(M)

●昨日はありがとうございました。大変有意義な時間を過ごすことができ満足しています。その分野で活躍している一流の方のお話を聞ける機会はなかなか無いので、とても嬉しかったです。私も、羽生さんが一度に3つの質問をされても、決して質問の内容を忘れないことに驚きました。また話も簡潔で分かりやすく、やはり頭のいい人は違うなと感心しました。特に、怠けているのは自分が一番よく知っていて、努力というのは自分に自信をつけるためにするのだというお話が印象的でした。最後に和田さんが「夢を実現するために、すぐ行動に移してください」とおっしゃっていたので、さっそく剣道の道場に電話をし見学を申し込みました。ずっと剣道をやりたかったのですが、なかなか重い腰が上がらずグズグズしていたので、今はスッキリした気分です。ありがとうございました。また参加させていただきたいと思います。(M)

●昨日 初めてセミナーに参加させて頂きましたOです。いろいろなセミナーに参加したことがありますが、あんなに アットホームで楽しかったセミナーは初めてでした。羽生さんは 初めからノーストップで 次々に名言!をおっしゃるので、私もメモをノーストップでとっていました。。。なかでも 私の中に深くしみこんできた言葉は、「自分自身を信じること!」これは本当に難しいことだと思います。羽生さんがおっしゃっていた通り 怠けているじぶんも含め、自分が一番良く 自分を知っています。でも 羽生さんのお話を聞いて 今までの私の中の迷いが消えました!弱い自分も含めて 自分を知ること、そして受け入れることができました。そうしたら 自分なりの気持ちのコントロールの方法が見えてきてとっても わくわくしています。そのテンションのまま友人に会ったら「なんかいいことあった?」 っていわれてしまいましたっっ)。ずっと もやもやしていた気持ちから抜け出す方法を見つけられて、これからどんどん “前進” していけそうです。
羽生さん 貴重なお話を本当にありがとうございました!! 

それから 帰り際に和田さんとお話させていただいてありがとうございました。本を読ませていただいて すごく心が強くやさしい方だな…と感じていました。実際 お話させていただいて ますます和田さんの魅力に、吸い込まれてしまいました。和田さんの 「心の筋肉はゆっくりついてくる」この言葉 大好きです!私も ゆっくり心の筋肉をつけて、いつか和田さんのような素敵な女性になれるようがんばります。本当に ありがとうございました。次回のセミナーも楽しみにしています。よろしくお願いします(O.M)

●昨日の羽生さんの講演会では、ありがとうございました。羽生さんの講演もですが、和田さんの司会進行も良かったです。質問が増えそうなとき「ぴしっ」(笑)と制限したり、質問であと一歩答えてほしいところは、フォローして質問してくれたり。お陰様で満足な時間を過ごせました。今回、勝負どころの強さを持っている羽生さんの講演で、刺激を受けたくて参加しました。たんたんと、自分の言葉で話されていることが印象的でした。あと一歩本音に迫りたいと、様々な角度から質問が出ていましたが、質問に答えてくれたような、まだ聞けていないような、不思議な感覚が残りました。講演は勝負ではありませんが、何故か「棋士」の羽生さんの勝利を感じた時間でもありました。講演、質疑応答、写真撮影、サイン会での羽生さんの姿から感じた
羽生さんの勝負どころの強さは、「落ち着き」から来ているのかもしれませんね。(S.M)

●講演会ありがとうございました。有意義な一日を過ごすことができました。初めてお伺いした感想は、かなり失礼なのですが、みなさんが言われていたように普通だなぁというものでした。しかし、いままでは雲の上の人のようなイメージだったのが、「羽生さんも同じ人間なんだなぁ」と感じることができました。羽生さんのお言葉の中で自分自身を信じることやいろんな物事にバランスよく取り組む事の大切さを学べました。感謝いたします。また、お会いできる日を楽しみしております。ありがとうございました。(G.Y)

●「夢ある」っぽく、とてもいい会場の雰囲気でした。すごくいい話しをたくさん聞けたなーと思いました。今回のように、 時間通りに始まって、時間よりも前倒しで講演が終わって、会場使用時間ギリギリまで講演者と交流が持てるというのは、一番いい進め方だと思います。話しの時間よりも質疑応答の時間のほうが長いというスタイルは、僕はとても好きでした。話しを一方的に聞いているだけだと、本を読んでいるような感じで、長時間は退屈してしまうので。質疑応答のほうが、講演者の素の部分が出て面白いし、「次はどんな質問が出るんだろう」というハプニング・予想外の流れ、ライブ感が加わって、退屈することがなかったです。(S.N)

●昨日の羽生さん講演会、とても楽しかったです。羽生さんの自然体な姿、「普通」という言葉が本当にピッタリなのが印象的でした。また質問時間の1時間半、全く途切れることなく質問が出たのは、講演会が成功だったという証だと思います。昨日は参加できて本当によかったです。ありがとうございます!(K)

 

 

主催者の感想

 
   

●羽生さんの話は、将棋の話を超え、人生で大事なことのお話のように感じました。 響くところがたくさんありました。羽生さんがよくおっしゃっていた「普通に」ということが、いかに難しいのかを感じました。淡々とする中にも、情熱を秘めていて、それを人に誇示しない姿勢は、自分に自信があるからこそできるのだと思います。「決断に大事なことは、自分を信じること」という言葉の重みを感じました。荒波の中でも静寂な心を持って、自分を成長させていく姿勢を、私も学びたいと思います。本当にありがとうございました。(和田清華)

 

 

羽生善治の言葉(たくさんの本の中から一部抜粋)

 
   

●楽観はしない。ましてや悲観もしない。ひたすら平常心で。
●「これでいけるだろう」と判断する基準が、私の場合、甘いらしい。可能性を人よりも広く持っているのかもしれない。
●あくまで冷静に自分のペースを守ることから手が見えてくる。

●勝つのは1点差でいい。常にギリギリの勝ちを目指しているほうが、むしろ確実性が高くなると思っている。
●将棋に限らず、勝負の世界では、多くの人たちにどれだけ信用されているか、風を送ってもらうかは、戦っていく上での大きなファクターであり、パワーを引き出してくれる源。

●信用されるとは、強いと認められることである。相手が強いとおもっていれば、不利になったとき、粘ってもムダだとあきらめてしまう。
●1時間以上考えているときは、考えるというよりも迷っている。(中略)この筋はダメだという結論が出たときに、長い時間かけて考えると、その手筋を捨て去ることが思い切れなくなることもある。情が移ってしまうのだ。

●年代が上がると、短時間で読む力は衰える。その代わり、思考の過程をできるだけ省略していく方法が身につく。心臓が強くなるというか、経験をうまく生かしていくのだ。年配の棋士は技術だけでなく、ハートが強い。
●全体を判断する目とは、大局観である。本質を見抜く力といってもいい。その思考の基盤になるのが、勘、つまり直観力だ。直観力の元になるのは感性である。

●慣れていない、感覚でとらえられない局面には、たとえ失敗があっても、挑戦の楽しさがある。その中でさまざまな発見をし、充実感が持てる。
●リスクを避けていては、その対戦に勝ったとしてもいい将棋は残すことができない。次のステップにもならない。それこそ、私にとっては大いなるリスクである。積極的にリスクを追うことは、未来のリスクを最小限にする。

 

 

NHK「プロフェッショナル」での言葉

 
   

●才能とは、一瞬のひらめきやきらめきではなく、情熱や努力を継続できる力。
●勝ち負けだけにこだわらず、生涯をかけ自分の将棋を極める。
●プロフェッショナルとは、なんかこう、ゆらぎのない人。変わらないというか、核があるというか、信念があるというか、誇りがあるというか。つまり本当に大事にしているものを守り続けている、信じ続けているということではないかと思っています。→詳細を見る

 

 

主催者からの開催前のメッセージ

 
  「私には夢がある」の和田清華です。将棋のことは、ルールくらいしかわからないのですが、羽生さんの本を読んで、非常に感動。私たちが仕事をする上での大事なことが、将棋の勝負の駆け引きの中に、つまっているなあと思ったのです。とくに、「将棋を指す楽しみの1つは、自分自身の存在を確認できること」という一文には、納得でした。日々自分を成長させようという気持ちで仕事をしている人はみな、仕事をすることで、自分の存在を感じ、やりがいを持続しているのだと思ったのです。

将棋という普段私たちがあまり接する機会のない場所ですが、決断の仕方や、仕事の楽しみ方、アイディアの出し方などは、ほとんど同じ。羽生さんがどう決断し、ギリギリの勝負で感情を保っているのか、また、どのように自分を高め、興味を持続しているのかなど、お聞きしたいと思い、今回の講演会を企画しました。将棋に詳しいかどうかに関係なく、仕事をもっと楽しみたい人に、ぜひ聞いて欲しいと思っています。
 

 

その他、講演案内

「私には夢がある」では、1歩踏み出すキッカケを作りたいと思い、講演会やワークショップを定期的に開催しています。以下は現在決定しているものです。お時間ありましたら、こちらもご参加いただければうれしいです。
●【2007年3月10日(土)14時〜】(作家 中谷彰宏氏)→詳細を見る
●【2007年3月22日(木)19時半〜】(地球探検隊 隊長 中村伸一氏)→詳細を見る
●【2007年4月20日(金)19時20分〜】(アントレプレナーセンター代表 福島正伸氏)→詳細
●【2007年6月17日(日)14時〜】(クロフネカンパニー 代表 中村文昭氏)→詳細を見る
●【2007年6月23日(土)14時〜】 (タイスケ 代表 森本泰輔)→詳細を見る

■今後の講演会の一覧を見る詳細を見る

 

 

備考

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とてもさわやかに、笑いを交えて
語っていただきました。


講演時間以外に質問タイムが1時間半近くあり、
多くの方の質問に答えていただきました。


会場は120人の席が満席。


羽生さんと最前列の参加者の距離は、
なんと1メートル。とても近く感じました。


最年少参加者の小学生。将棋をしているそうで、
将来は羽生さんみたいになるのかな?
なんて ほほえましく思いました。


終了後はサインや握手・写真と、
多くの人が列を作り、それに笑顔で
答えてくださる羽生さんでした。












           

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