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  セミナー実施報告  
 

「誰よりもおいしいものを食べたいときの、とっておきの秘訣」
〜お店の選び方から、客の心得、職人の技まで〜    

 
    講師:料理評論家 山本益博氏
日時:
2006年6月5日(月)19時半〜21時半
 
   (19時10分開場、19時半〜21時半 講演&質問タイム)
場所:
ティーズビジネスタワー「7F・ティーズホールA」
   
渋谷駅(東口)から徒歩2分→地図
    住所→東京都渋谷区渋谷2−17−3 ティーズビジネスタワー7階 
    電話→03-5466-2020
主催:有限会社 私には夢がある→詳細を見る
費用:5,000円(税込・当日払)
定員:60名(先着順)
申込終了しました。
 

 

講師:山本益博氏(料理評論家)

 
   

1948(昭和23)年に東京・浅草に生まれる。20代から料理評論家を志し、渡仏して当時のフランス料理の最高峰を食べ歩く。1978年、小沢昭一著 『ぼくの浅草案内』(ちくま文庫)で、食案内を担当したのをきっかけに、1982年、画期的な飲食店ガイド『東京・味のグランプリ200』(講談社)を出版し、大きな話題をまく。それまでの食味評論が、趣味的なものであったのに対し、自腹で回って、辛口な評も辞さず、どんな店でも星の数でランク付けしたこの批評法は、その後の料理評論に決定的な影響を与えた。現在は、著述業を中心に、講演、テレビ・ラジオ出演、CM出演、イベント企画及びプロデュース、食関係の広告制作や各種アドバイザーなど、料理を作る研究家としてではなく、料理評論家として、「食」に関する幅広い活動を展開している。
◇山本益博さんのHP→http://masuhirojapan.hp.infoseek.co.jp/

 

 

内容

「おいしいものを食べるための、いい店選びと、いい客になる攻め方」
 
    ●「いい店」、「いい仕事」はここが違う
●おいしいお店を見抜くコツ
●お店に自分の顔を覚えてもらう、第1歩
●店で一番の客になるための攻め方
●ほめるとおいしいものが食べられる?
●お店とお客の一線を越えない、ほどよい距離感とは?
●自分の好みを主張するタイミング
●プロの料理人に学ぶ、技・人生哲学・生き方の手本
●うまいものを作る人の、共通の5つの要素
●ビジネスにも応用できる、名人の仕事ぶり
●おいしいものは、幸せな気分になる不思議な力を持つ
●「おいしいものを食べる」よりも、「おいしく食べる」ためには?
 

 

参加者の感想

 
   
●山本さんは、料理の前に大学時代には落語にのめり込んで 桂文楽という、落語家さんに惚れ込んで、その人について論文を書いて大学を卒業しはったらしい。職人さんが好きなんやなぁと思いました。でも、私は、この山本さん自身がすごい職人さんやと感じました。今日感じたのは、「あこがれ」とか「情熱」とか、絶対これをやりたい、こうなりたいっていう気持ちの大切さ。山本さんはものすごくそういう思いを持ってはったんやなあ、持ってはるんやなあということ。30年以上前、大学を出た頃にフランス料理に興味を持って、「パリの料亭(れすとらん)」という本を読んだ。それでパリのフランス料理屋さんへのあこがれがすごく高まった。何がすごいって、山本さんはその本にかいてあった一節をすらすらとそらんじはったこと。それだけではなく、1973年に初めてパリに行って、その本を読んでからずーっとあこがれていたレストランに入って最初に食べた料理、飲んだワイン、その次のレストラン、ぜーんぶ覚えていること。それくらい、山本さんはその本とその本に書いてあったレストランと料理に惚れ込んで、あこがれてはったんやなあと、感じました。これぐらい何かに惚れ込んで自分の行動を起こす人ってかっこええと思います(N.T)

●山本氏のお話、とても聞き易く楽しかったぁ〜♪話術もお有りなのですが、体験の数々とお人柄故ですね。殺風景な会議室なのに、心地好いあっという間のひと時でした。(二時間だなんて嘘みたいでした)。山本氏の講演第二弾に期待です。是非、企画をお願いします!(A.M)

●昨日のセミナー、大変勉強になりました。よい機会をご案内いただきまして、ありがとうございました。山本さんのお話の中で一貫していたのは、相手に興味を持ち、敬意を持って自分の気持ちを伝えることで、相手に気に入られる。ということで、そのことを実践してきた結果なのだと思いました。飲食店がらみの話ということだったので、メルマガに書くことができれば、と思って参加しましたが、他人とのコミュニケーションを円滑にするという面で、自分にとって一番参考になった気がします。ご案内いただいた6月27日のセミナーも、自分が担当している飲食店さんにご案内してあげたいような興味深い内容です。自分自身も参加してみたいような気もします。ということで、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。(I)

●講演は素直に面白かったです。もっと具体的なお店の情報などを話されるのかなあ、と思ったら全く関係ない話に終始したことが面白かった。「何も勝てない自分は消去法で考え付いた結論が『ガイドブック』だった・・・天才でもなんでもない人間が考えて考え抜いて行動した結果、天才を超えることが出来た」なぜか仕事のやる気が出ました。今後とも面白そうな講演があればチェックしていきます。人生観が広がって嬉しかったです。ありがとうございました。(K.M)

●昨日、山本益博さんのセミナーに参加させて頂きましたK.Mと申します。昨日は、柔らかい雰囲気の中で、楽しくお話を聞くことができて元気が出てきました。ありがとうございます。お話を聞いてから、“一流を分かるヒト”になりたいという思いが、より一層強くなりました。特に心に残っているのは次の2点です。
・“熱”を相手に伝えることが大切。(あきらめずに!)
・やっている事には全て意味がある。(職人仕事がベース)
私も、想いをこめられるだけの仕事を、生き方を、これからも模索していこうと思いました。初めての夢あるセミナーでしたが、とてもよい刺激になりました。また参加させて頂きたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。(K.M)

●山本さんのお話、楽しかったですよ。人に興味がある方だったんですね。自分の気持ちをタイムリーに出すことで、 全ての出会いをチャンスに変える人、そんな印象を受けました。また、伺いますね。(I.Y)

●山本さんこそが、職人の世界をガイドしてくださる職人だったということになるだろう。「誰よりもおいしいものを食べる」には、まずはその職人に受け入れてもらうこと。単に通いつめているという意味での「常連」ではなく、「いいお客さん」として認めてもらうこと、とつながる。TVや雑誌に紹介された店をただ訪れても、それでおいしいものにめぐり合えるとは限らない。料理人という職人が、どこまで気持ちを込めて料理を作ってくれるか? 誰だか顔もしらないお客さんと、気心知れたお客さんと、どちらに気持ちが込められるかといえば、後者ということになる。そのためにはまず、予約すること。できれば電話ではなく、直接店を訪問して。ランチタイムの忙しい時間帯に予約の電話をしたり、当日になって店の場所を電話で聞く、というような愚を犯しては、決して歓迎される客にはなれないということだ。たとえ電話で予約するにしても、相手が受話器をとったその瞬間から、歓迎すべき客か否かを見られているといったもいいだろう。かの寿司の名店「すきや橋 次郎」で店主の小野次郎さんに直接握ってもらうにはどうしたらいいか? というようなお話もあったのだが、それは秘密にしておく。食べ物の話もたのしかったが、冒頭の桂文楽のくだりは、私にとっては、これはこれで、何倍も「美味しい」お話だった。(N.K)
 

 

主催者の感想

 
    ●「私には夢がある」の岩崎久美です。山本さんのお話をお聞きしていて、私も職人になりたいなぁっておもいました。講演会やセミナーに関する職人になりたい。山本さんのお話には、いろんな分野の一流の職人さんのお話が、満載でした。そして、山本さん自身も、一流の職人さんなのではないかと思いました。好きなものを好きになるパワーと、好きを形にしていく行動力と、そして、その好きな気持ちを、相手に伝えていく力が、すごい。絶対にこれをやるんだとか、この人に会うんだとか、この人の料理を食べようとか、この落語を聞きたいとか。その思いの強さと、それを実行に移していく強さの両方をもちあわせている。本当に素敵だなぁって思ったし、 私もそうありたいなぁと思いました。

そして、最後に、心に残ったのは、参加者の方に質問に、「想いをこめながら仕事をすることが大事。そして、想いをこめるには、その分野での『技術』が、必要。技術なくして、人に感動は与えられない。技術があるからこそ、想いをこめることができ、人を感動させることができる」と、お答えになっていたことです。想いをこめるために、技術がある。すごく素敵な言葉。想いと技術、両方とも持った人になりたい。そう、思いました。山本さん、ご参加くださった皆様、本当に、ありがとうございます。(岩崎久美)
 

 

開催前の主催者からのメッセージ

■「おいしいものに出会うことが、人を一番簡単に幸せにしてくれる」

おいしいものを食べるにはどうしたらいいのでしょうか。高いお店や流行のお店に行くよりも早い方法は、「作り手(お店)に自分のことや存在をわかってもらうために、まずはこちらから『おっ』と思わせる努力をすること」なのだそうです。

ガイドブックに載っているおいしいお店に行けば、おいしいものを食べられるのではなく、お店に自分の顔と名前を覚えてもらって、食べ方まで理解してもらったあと、料理人が「それじゃあこういうものを・・・」と出してくれるようになってから、本当においしいものが出てくるのだと。

さて、ではどうやったら、お店側に、『おっ』と思わせられるのでしょうか。今回、料理評論家としての地位を築くために、食べ歩いたこの30数年間の経験から、山本益博流のお店攻略のコツを教えていただきます。それはまさに、おいしいものを食べたいときの、とっておきの秘訣。普段、私たちが考えもしないような、奥深い食の世界を味わうチャンスです。

山本さんは、ただおいしいものを食べ歩いているのではなく、「シェフの考えにいかに近づけるか」というのを楽しみにしている、職人好き。著書で、「私は、人の才能に驚愕するために料理を食べている」とおっしゃっているほど。料理を作る職人のプロ仕事にほれ込んで、おいしいものを作ってもらい、食べる。ただおいしい、まずいという、一方方向の評価ではなく、料理人と心の中でコミュニケーションしながら味わっているというのが、山本さんの特徴です。

食べることをあなどることなかれ。いかに奥深く、楽しく、自分を幸せにしてくれるか。仕事の疲れも日々の苦労もすべて洗い流してくれるような、そんな会食をするための知恵を、今回学んでいってください。(和田清華)

■「『おいしくものを食べる』ため、いろいろ考えることは、仕事や人生の全て通じる」

なぜなら料理は人間が作り、人間が給仕するもので、そこには人間関係が発生するから。
「おいしくものを食べる」というのは、良好な人間関係をむすぶことがベース。山本さんの、「お店の人に「おっ」と思ってもらうことを追求する」という姿勢は、仕事でも、そのほかの人間関係にも応用できます。相手の心に一歩踏み込むための工夫をするということだから。

山本さんのお話は、食べることに興味のある人だけでなく、山本さんの「料理人さんとのコミュニケーション術」を、さまざまな人間関係、仕事への姿勢に応用したいと思っている方に、ぜひ、聞いていただきたいと思っています。こんな視点があるんだ、こんなに深く考えるんだという、新たな思考に触れることで、自分自身の発想が広がるヒントが、つかめるのではないかと思います。(岩崎久美)

 

 

備考

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「自分は、『食べ物』が好きなのではなくて、
『職人』が好きなんです」
そう、お話をスタートした、マスヒロさん。


食に興味を持つきっかけとなった書籍の一文を、
スラスラとそらんじる。その何かを、「好き」になる
パワーに、圧倒されました。


職人さんやお店の方に、覚えていただくには・・・
という、コツも、公開していただきました。


マスヒロさんの今、いち押しの職人・イチローさんとのお話で、最後はしめました。


講演後も、参加者の方の質問に、
丁寧にお答えになっていたマスヒロさん。


参加者の方につけていただいた、
「名前」「好きな食べ物」「店を選ぶ基準」 の名札。
マスヒロさんもつけてくださいました。


山本さんの今、一押しの本。
職人・イチローさんへの、
独占インタビューも掲載しています。
山本さんの質問の切り口が、すごいです。





 


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