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●岩崎久美です。つくば万博で話題を呼び、映画「ガイアシンフォニー第1番」にも取り上げられた、水気耕栽培「ハイポニカ」の研究開発を親子2代にわたってされている、野澤三郎さんの講演を聴きにいきました(2003年10月4日開催、船井オープンワールド)。
普通に売っている、たった一粒のトマトの種から、1万3000個の実を持つトマトの巨木が育つ。科学の常識をはるかに超えている。特別な肥料を与えたわけでも、遺伝子操作したわけでもない。バイオテクノロジーも特殊肥料も一切使わず、ハイポニカという、根を水の中で育てる農法で栽培しただけ。生物の持つ可能性を、引き出しただけ。
野澤さんは、確かにトマトの話をしていました。にもかかわらず、自分と重なることが多く、講演中、「はっ」とする瞬間の連続でした。生命体は、環境を整えてやることで、種本来が持っている力が、存分に発揮されるそうです。そして、逆に、環境が整っていないと、その与えられた環境の中で、まぁまぁのチカラで適当に生きる。それが、トマトの成長のグラフの中に、はっきりと現れていました。
トマトは動けないから、人間が植物の可能性を信じあげて、受け入れてあげること、環境を整えてあげるということが必要になる。それを、自分に当てはめたら、どうなんだろうって思いました。『生命体は、潜在的に無限の可能性を持っている』人間も、トマトと同じ生命体。動けるので、自分の環境を、自分で整える工夫ができる。自分の環境をどうとらえるか、自分で選べる。自分の可能性を信じてあげたり、自分を受け入れてあげたりもできる。
じゃあ、私はどうだろう? まず、環境。「自分の部屋」を思い浮かべて、ブルーな気持ちになりました。とにかく散らかってる。この時点ですでに、環境が悪い。しかも、自分のチカラをあんまり信じてあげないことで、「まぁまぁのチカラで適当に生きている」ような気がする。「まだまだ自分はできるはず」と思いながら、どこかで、自分を受け入れていない。自分を信じていない。自分でいい環境をつくる工夫も、自分の可能性を信じてあげることも、自分を受け入れてあげることも、自分でできるかもしれないのに、してない。そんな自分に気付かされました。
今回は、野澤さんに、研究をもとに、研究の中で感じられた生命体の可能性や、それに触れたときに感じたことなどをお話をいただきした。ご参加くださったかたが、自分の内側をみつめれらるようなセミナーになったかと思います。以下、私の中で、心に響いた野澤さん言葉リストを、参考までにご紹介します!
「人間にとっては、『心』が情報である」ということ。/変わるのは一瞬。心の向いている方向を変えるだけ。/すごく本質的な部分が変わると、断片的なことではなく、生き方そのものが変わる。/夢があるからこそ、捨てられるものがある。/「心を裸にする」。相手も自分も傷つく可能性があるけど、それでも、そこは精一杯、気遣いあいながら、コミュニケーションをとってみる。だからこそ、ウソの無い、本当のコミュニケーションが取れる。/自分でスイッチを入れる。心を開く。他人がどうこうすることではない。/「活性」があがっていると、適温とか関係ない。(→モチベーションがあがってると、多少の壁は簡単に乗り越えちゃうのと通じるナーと思いました)/「成長」という性質は、すべての生き物が持っている。/本質を見ようとする気持ちが大切。自分の限界を、自分できめてしまっていることに気付く。/すべてのものを受け入れるという気持ち。毎日、60億人の経験がある。」(岩崎久美)
●和田清華です。トマトの巨木は教えてくれる。すべての生物は、無限の可能性をそのDNAの中に秘めていて、今見える状態というのは、遺伝ではなく適応による現象なのだ、と。環境に適応して、今の形になっているのだ、と。
秘められた可能性を開花させるために必要なことは、「その可能性をどこまで信じられるか」ということだそうだ。あくまでも、その秘めている可能性を内側から引き出さないと、意味がない。信じられなくなって、外からエネルギーをかけて無理に変えたものというのはもとに戻りやすい。
人も同じだと思った。自分で気付いて、自分で成長したときは、強い。「夢ある」スタッフのこの1年の変革ぶりは、すごい。「人ってこんなにも変わるんだぁ」というのが分かる。チョットのきっかけで、ぐんぐん伸びる。生物は、無限の適応力を持つと同時に、無限の可能性も持つ。だから、オモシロイ。(和田清華)
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