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●皆さんにお薦めしたいのは、とにかく自分の生活の損益分岐点を下げておくことです。そうすれば、いざという時に、「辞めてやる」と言える。会社の優遇金利で、借金3,000万円していたら、「辞めてやる」と言えますか? 社長に株主総会で「辞めろ」なんて言えますか? 言えないでしょう。会社と個人の関係は、バランスのよい貸し借りでないといけないわけです。あまり借り込んでしまうと勝負にでられません。
また、自分が1人で生きていく場合、もしくは家族、子供がいるのであれば、自分達がいくらで最低限生活出来るのかを、絶対に知っておくべきです。
それが分かったら、自分がやりたい仕事を取りに行く。自分がこっちの仕事がどうしてもノリが悪いしイヤで、他の仕事をやりたいという時、自分を安売りすることが出来ます。やりたい仕事を取りに行くのに、年収を上げようとしても、それはバカと言われます。
僕がいつもやりたい仕事を取れてきたのは、30歳になった時から、ほとんど年収を固定していたからです。もっと偉くなる、もっと昇給するということを全部カットしました。その代わり、「僕のやりたいことをやらせて欲しい」というのです。30〜45歳まで15年間、一切基本方針は変わっていません。だから、やりたい仕事が出来た。
その時に、「年収を上げて下さい。昇格もさせて下さい。そして、この仕事を取らせて下さい」と言ったらどうなるか。それはアホだということです。要するに、安売りして自分のやりたい仕事を取りに行って、2年ぐらいの間に技術、知識、智恵を吸収してしまう。その時、2年間ぐらい研修しているのです。会社はビジネススクールです。
ということで、自分を安売りして、やりたい仕事を取りに行く。その時に、いくらまで安売りできるのかが頭に入っていないと、いざという時に勝負出来ません。その辺の分岐点を自分で計算しておくといいでしょう。
自分のテーマが見つからなくてもまずは目の前のことに一生懸命取り組む。そういう一歩を踏み出すことがいづれやりたいことが見つかった時に生きてきます。テーマが見つからなくても、20代、30代のうちにやっておくこと、それは、集客力をつけることと、自分ネットワークを作ることです。この二つさえ作り上げておけば、いざテーマや夢が見えてきて、「この指とまれ!」としたときに、いろんな人が集まってきてくれます。
また、皆さんにお薦めしたいのは、とにかく自分の生活の損益分岐点を下げておくことです。そうすれば、いざという時に、「辞めてやる」と言える。自分を安売りしてでも、やりたい仕事を取りに行って、2年ぐらいの間に技術、知識、智恵を吸収してしまう。その時、2年間ぐらい研修しているのです。会社はビジネススクールです。夢を捨てたら手段に殺されてしまう。これを忘れないでください。
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